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元・散文家のブログ 人里離れた場所で「王様の耳はロバの耳!」と言うためのブログです。
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「何度も同じことを言わされる」

というのは、

「何度も同じこと“しか”言わない」せいだ

と、気づかされた。


この言い方で相手にちゃんと伝わるのだろうか?

という観点が完全に抜けてしまっているのだ。


これじゃあダメに決まっている。
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シェリル・ノームの新曲が発表されました。

作詞作曲は往時と変わらず菅野よう子さんとのことで、ファンには嬉しい待望の一曲といっていいんじゃないでしょうか。

というわけで今更(10年ごしで)シェリルの話なんですけど。

個人的には、彼女にはもやもやするところがあったりします。

キャラクターが嫌いとかそういうことではなく、そもそもシェリルのせいなのかどうかさえあやふやなんですが。

たぶん、僕が熱気バサラを好きすぎるのがいけないんでしょう。

シェリルは嫌いではないんですが、どうしても納得のいかないのが彼女の

「あたしの歌を聴け!」

のセリフ。

当然、これは「F」の前作にあたる「マクロス7」主人公の熱気バサラのセリフの、セルフオマージュなわけです。

「7」ファンに向けたファンサービスと言ってもいいかもしれません。

シリーズの中では「7」が一番好きという田代なので、「7」を忘れずにいてくれるスタッフさんの姿勢は単純に嬉しかったです。

が、そのセリフを言ったシチュエーションの差がバサラファンとしてどうにも許せないわけです。

第二の故郷を探して宇宙をさまようマクロス7船団と、それに襲い掛かる謎の軍隊。

バサラはこの両者が殺しあっている戦場に飛び込んで、両軍の兵士に向かって言うわけです。

「戦争なんてくだらねえぜ、俺の歌を聴けぇええええ!」

と。

一方でシェリルの場合は、自分のコンサート会場で、自分のファンに向かって言ったわけです。

「あたしの歌を聴け!」と。

これがまた、第一話だったのがまずかった。

自分の中での「F」に対する評価が出てもいなかった時なので、
「ファンサービスだ、7のファンのことも大事にしてくれているんだ」
と、好意的に解釈する間もなく、「は?」とカチンときましたね。

そのセリフは、バサラのように誰一人として自分の歌を聴こうとしない場所で言うからこそ重みがあるんだろうが!
わざわざコンサートチケットを買ってまで自分の歌を聴きに来たファンに向かって何言ってんの? なめてんの?

と、当時はかなりシェリルに怒っていました。

その後、テレビシリーズ、劇場版と見続けて、
ああ、いいキャラだなあ、
と、だいぶ怒りは収まったわけですけれども。


新曲の発表を聞いて、当時のことを思い出して懐かしかったという話です。

え? さすがに今更すぎないかって?

うん、まあ……当時はシェリルファンが多すぎて、うかつにこんなこと言えなかったからね……。
全国約40万人の保育士さんの内、男性の割合は4%だそうだ。

とすると、
およそ38万4000人が女性で、
1万6000人が男性ということになる。


雑な計算で申し訳ないが、
仮に、幼児に欲情するような変態の割合を0.001%だとした場合、

男性には16人
女性には384人の変態が存在することになる。

巷で喚かれるように「女性は男性より性欲が少ない」という意見を取り入れて、女性の変態の割合を10分の1にしたところで、38人。

実に男性の二倍以上の変態がいる計算になってしまう。
なので、
世の親御さんたちは、警戒をするのならば、男性ではなく女性保育士を警戒するべきである。

……とかいう結論に至ってしまうのだが、本当にそれでいいのか。

「男性保育士に子供の世話をしてほしくない」とのたまうひとは、本当に性差別ではないと言えるのか。
作家漫画家アニメーターほかにも俳優アイドルタレントはては風俗関係まで「ひとに娯楽を与える側」のひとたちを見る目には、「俺たちはこんな苦労してるのに、あいつらは楽して稼いでる」があるような気がしてならない。
骨を1本折って痛がっているひとがいると、「世の中には2本も3本も骨が折れたひともいるんだ。その程度で痛がるなんてけしからん」と言い出すひとがいる。

「けしからん」「痛がるな」というのもおかしな話だと思うが、よりにもよって「3本折ったひとでもそんなに痛がっていなかった。そんなに痛いはずがない。うそつきだ」とまで言い出すひともいる。

たいてい骨を折ったこともないひとが言うのが不思議。

痛いものは痛い。
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