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元・散文家のブログ 人里離れた場所で「王様の耳はロバの耳!」と言うためのブログです。
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「〇〇(職業、年齢、性別、所属、身体的特徴、社会的背景など)という特徴」を持った人物が主人公、あるいはその人物を中心として話が進むタイプの物語があるとする。

すると、必ずと言っていいほど、実際に「〇〇という特徴」を持ったひとがあらわれて、その話に意見をする(医療ものなら医者が、など)。

それが否定的意見だった場合、多くみられるのが「〇〇はこんなことしない。こんなことを考えない」という意見。
ありえない、非現実的だ、というわけだ。

お話の中核である「〇〇という特徴」を持った人物の意見であるため、有無を言わさず納得させられてしまう感もあるが、実際には「その人物の意見」でしかなく、同じ特徴を持とうがなんだろうが作中人物ではない。


的確な意見を言っているように見えて、実は的外れなんじゃないの?

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周りの評価にかかわらず自分の好きなものを好きと言えることは大事だ。
「お前らがどう思おうと知ったことか。俺はこれが好きなんだ」
とはっきり言えるひとは恰好いいとも思う。

だがそれは、他人の理解も共感も求めないということを前提としている。
求めた途端、傲慢になる。
なぜそれが好きなのかを知ってもらい、一緒に好きになってもらうのはいい。だが、はっきりものが言えるひとは得てして自分の中の正義感が強く、周囲に目を向けていない。

俺は理解なんて求めてない、そう言った口でこうも言う。
「お前らがどう思おうと知ったことか。俺はこれが好きなんだ。だからお前らもこれを好きになれ」

横暴で、傲慢だ。

最近、禁煙しています。
今年の春先くらいからなので、まだ4か月くらいですけど。

自分で禁煙していて少し思うのは、
「こうして禁煙に成功しました」という言葉は、実態とずれているような気がするのです。

禁煙というのは、「煙草を吸っていない期間を継続し続けること」なわけですから、「成功する」ことはありえないと思うんですよね。
いや、ありえないということはないか。

たとえば、
「習慣的に煙草を吸っていた喫煙者が、吸うのをやめて、その状態のまま死ぬ」
これが「禁煙に成功した」例ですね。

「煙草が欲しくならないし、吸わなくてもイライラしたりしないし、吸う気にもならない」
という一般的に見て「禁煙に成功した」人だったとしても、
「その後の人生において二度と煙草を吸うことはなかった」
という結果がでない限り、「禁煙に成功した」わけではないと思うのです。

つまり、一度でも煙草を習慣化してしまった人は、どれだけの期間、煙草を吸っていないのだとしても、禁煙に「成功しつつある」のであって、「成功した」わけではないはずです。

そんなわけで、
「自分はこうして禁煙に成功しました」とか
「あなたもこうすれば禁煙に成功しますよ」とか
軽々しく言うのはどうだろうか、ということなのです。

数週間前の話になりますが、PCがご臨終しました。
原稿とかの重要なデータはバックアップをとっていたので大事には至りませんでした。
が。
ちょっと困ったのは、新PCになって、Windowsがxpから7になったことと、wordが2003から2010になったこと。
特にwordは今までのやりかたが染みついているせいか、戸惑うことばかりです。
戸惑うのは慣れるまで、とわかってはいるんですが、ちと大変です。
「一番有名な『架空の』漫画家って誰だろう?」

という話が出ました。

今ならたぶん、炎尾燃(『燃えよペン』『吼えろペン』など)か
亜城木夢叶(『バクマン。』)になるんじゃあないかと思うのですが。
対抗馬がいるとしても満才茂道(『まんが道』)くらいでしょうか。
(ちなみに富士鷹ジュビロや新妻エイジに関しては、主人公
優先ということであえて除外しています。
まあ……エイジはともかく、富士鷹先生は『炎尾燃を知らない
人でも富士鷹ジュビロは知っている』という可能性がなくはない
のですが……)。

「主要人物として漫画家が登場する」というタイプの作品は、
漫画以外のメディアも含めてもそれほど多くはないと思って
いたのですが、この日記を書くために簡単に調べてみると、
意外と多いことにびっくりしました。

漫画以外のメディアで描かれる漫画家の方が、常軌を逸して
いるように描かれるケースが多いような気がします。
やはり「漫画家=変人」という印象が強く、その印象を強調して
フィクションとして扱っているということなのかもしれません。
漫画家さんの場合、自分のことでもあるので、その辺を無意識の
うちにセーブしてしまうということでしょうか。
なんとなく、
「自分から『自分はオタク』だと言い出す人間は、言うほどオタクじゃない」
という言葉を思い出してしまいます。


まあ……。
じゃあ、『吼えペン』に出てくる漫画家は変人じゃないのかと言われると、苦笑するしかないですが。
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