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元・散文家のブログ 人里離れた場所で「王様の耳はロバの耳!」と言うためのブログです。
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批判をするときに「ラノベっぽい」とか使うような人種は早く絶滅して欲しい。
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「何度も同じことを言わされる」

というのは、

「何度も同じこと“しか”言わない」せいだ

と、気づかされた。


この言い方で相手にちゃんと伝わるのだろうか?

という観点が完全に抜けてしまっているのだ。


これじゃあダメに決まっている。
今年はまだ4か月しか終わっていないけど、もう12か月分どころか数年分くらい色々とありすぎた。

プライベートでも仕事でも事が起きまくって、さすがに疲れた。

心が折れる……まではいっていないけれど、ひびくらいは入ったかもしれない。

十数年やってきたことに何の意味もなかったのかな、とか思ってしまった。

しんどすぎて、なんかちょっと自棄になっていたら、「かまってちゃんみたいだ」と言われ、確かにと反省もした。

まあ、諦めたらそこで試合終了ですよと昔の偉い人も言っているので、そのうち復活はしたい。

したいけれど、ちょっと……疲れた。

少し休憩しようかなと思う。

またどこかで。
シェリル・ノームの新曲が発表されました。

作詞作曲は往時と変わらず菅野よう子さんとのことで、ファンには嬉しい待望の一曲といっていいんじゃないでしょうか。

というわけで今更(10年ごしで)シェリルの話なんですけど。

個人的には、彼女にはもやもやするところがあったりします。

キャラクターが嫌いとかそういうことではなく、そもそもシェリルのせいなのかどうかさえあやふやなんですが。

たぶん、僕が熱気バサラを好きすぎるのがいけないんでしょう。

シェリルは嫌いではないんですが、どうしても納得のいかないのが彼女の

「あたしの歌を聴け!」

のセリフ。

当然、これは「F」の前作にあたる「マクロス7」主人公の熱気バサラのセリフの、セルフオマージュなわけです。

「7」ファンに向けたファンサービスと言ってもいいかもしれません。

シリーズの中では「7」が一番好きという田代なので、「7」を忘れずにいてくれるスタッフさんの姿勢は単純に嬉しかったです。

が、そのセリフを言ったシチュエーションの差がバサラファンとしてどうにも許せないわけです。

第二の故郷を探して宇宙をさまようマクロス7船団と、それに襲い掛かる謎の軍隊。

バサラはこの両者が殺しあっている戦場に飛び込んで、両軍の兵士に向かって言うわけです。

「戦争なんてくだらねえぜ、俺の歌を聴けぇええええ!」

と。

一方でシェリルの場合は、自分のコンサート会場で、自分のファンに向かって言ったわけです。

「あたしの歌を聴け!」と。

これがまた、第一話だったのがまずかった。

自分の中での「F」に対する評価が出てもいなかった時なので、
「ファンサービスだ、7のファンのことも大事にしてくれているんだ」
と、好意的に解釈する間もなく、「は?」とカチンときましたね。

そのセリフは、バサラのように誰一人として自分の歌を聴こうとしない場所で言うからこそ重みがあるんだろうが!
わざわざコンサートチケットを買ってまで自分の歌を聴きに来たファンに向かって何言ってんの? なめてんの?

と、当時はかなりシェリルに怒っていました。

その後、テレビシリーズ、劇場版と見続けて、
ああ、いいキャラだなあ、
と、だいぶ怒りは収まったわけですけれども。


新曲の発表を聞いて、当時のことを思い出して懐かしかったという話です。

え? さすがに今更すぎないかって?

うん、まあ……当時はシェリルファンが多すぎて、うかつにこんなこと言えなかったからね……。

プロの、それもけっこうなベテラン作家さんが、

「小説にはコストがいらない。書いた原稿が没になったところで、何のマイナスもない」

というようなお話をされているのを聞いた。

個人的には、にわかにはうなずきがたく、かと言って頭からその意見を否定するほど小説のなんたるかを知っているわけでもない。

ただ、原稿を書くために使った時間をコストとして計上していないのが気になる。

あくまで個人的な感覚だが、

自分が一か月かけて書いた原稿が没になったとしたら、一か月間ただ働きをした感覚になる。

没になること自体は、プロとして求められたクオリティに達することができなかったということなので、厳粛に受け止めるしかない。

だが、だからといって、とてもではないが「何のマイナスもない」なんて言えない。

そう考えてしまうのは、自分が浅ましいからなのだろうか……。

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